6 九畳の間

右奥の「御上段の間」で、お殿様が休まれました。見た目質素な書院造りの部屋ですが、狆潜りはサルスベリ、落掛はビンロウジュ、床柱は杉の天然絞りと凝った造りになっています。
上段の間と次席の間のあいだの襖は、金子砂地に綿と桔梗が描かれています。
その上の透かし彫りの欄間は、桃山時代のものと言われています。

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庭の廊下へ進んで下さい。